スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

楽しもう

ある場所に行ってきました。

15年くらい前の思い出の場所。




釣りがしたい。

小学生の頃、一人で川原や海に行くことを禁じられていた。

そもそも家の近くに魚がいるような川や沼もない。

釣りにはたまに親父に連れて行ってもらい、それがとても楽しかった。

だけどインドア派の親父の腰は重く、なかなか連れて行ってくれなかった。

釣りに行きたい。けど行けない。

ニンテンドー64の釣りゲームと、魚の図鑑や釣りの入門書を

小遣いで大量に購入し、イメージだけを膨らませる毎日。

121007_1451~02



長いので続きはこちらから↓


そんなあるとき、祖母の家で暇を持て余した僕は虫採り網を片手に散歩へ。

祖母が野菜を作っている畑(以下:魔窟)に集まる蝶を狙ってウロウロしていたのだが、

そんな時、あるものが目に入った。

魔窟のそばにある謎の水路。



水路に水は流れておらず、農業用水路というわけではなく意図も不明。

最下流にあるプールに茶色い水が溜まっているだけ。

小さい頃からその存在を知っていたが、

キモイ!

くらいにしか思っていなかった。

いつもどおりにキモイ!と思いながら、何気なく奥にあるプールを覗くと・・・

魚がいた。





驚いた。何故?こんなところに魚が!?何故?うそ?なんで?え?ん?何故に?え?

しばし硬直。

お婆ちゃんの家から徒歩範囲に魚がいる・・・。なんてことだろう・・・。

今まで考えもしなかった衝撃の出来事。





僕はすぐに祖母の家へ走った。釣りたい衝動に駆られたのだ。

しかし祖母の家に釣り道具なんてない。

そこで祖母の庭(以下:魔界)に生えている細い竹に目を遣った。

それを切り、枝や葉を取り除く。

それを竿にするつもりだ。



そして次は糸。これは祖母の裁縫糸でなんとかなる。

一番の問題は針だ。

使えそうな物といえば祖母の裁縫針だが、

それをペンチで曲げるのが意外と難しい。

小学生であり、また小柄で非力な僕にはそれは大変な作業。

力任せにやれば綺麗に曲らずに折れてしまう。

何本もの裁縫針を折り、やっと完成させたのが

フカセ針20号ほどの大きさのある歪な形をしたもの。

オモリは石を裁縫糸にテープで巻きつけた。

魔界からミミズを掘り出し、いよいよ魚を釣りにいく。





ワクワクドキドキしながらキモイ!水路のプールに仕掛けを投入。

するとオモリ(石)の重さに負けて裁縫糸が切れた。

終了。





戻って新しい糸を持ってくるのはいいが、また裁縫針を曲げる作業はごめんだ。

というか、これ以上裁縫針を曲げたり失くしたりしたら祖母にバレる。

なんとかならないか。

道路の際に針金を見つけた。

それを曲げ、ハンガーのフックほどある針が出来上がり。

よし。

祖母の裁縫セットから糸をボビンごと盗み出し、その針を縛る。

それにエサのミミズを・・・ミミズが付かない。

だって、冷静に考えたらこれ針じゃないもの。

先っぽが尖がってないから、これ針とは言えないもの。




終わった。

もう何も思いつかず、その場に突っ伏した。




その話を両親にしてみたが、最初は信じてもらえなかった。

あんなキモイ!水路に魚なんているものか。

だが、母が魔窟へニンジンを採りに行った際、その魚を目撃。

父に頼み、本物の釣り具を持ってきて貰った。

そして釣り上げたのは10センチほどのウグイ。

最高の気分だった。

なぜこんなところにウグイがいたのか…。

わからないがそんなことどうでもいい。

自分の徒歩範囲で魚が釣れる。

その事が嬉しくて嬉しくて・・・。

僕は暗くなるまでウグイを釣り続けた。

親父も一緒に釣り続けた。

通りかかる人々も、こんなところに魚がいたのかと驚いていた。

一方その頃、祖母の家で飼っていた猫が老衰で死んだ。



この水路なら、一人で釣りに来てもいいよね?

母親からOKが出た。

興奮が冷めない。嬉しくて仕方がない。

お婆ちゃんの家に行くたびに、釣りができるんだ。



だが、次に行ったとき

水路のプールは埋められていた。

埋められ、分厚いオレンジ色の蓋が施され、釣りができなくなっていた。

なんでもボウフラが湧くから埋めたらしい。



悲しくて、悲しくて…


121007_1451~01




数年後、小学校高学年になった。

そして母親からモエレ沼での釣りの許可が出た。

毎週土日、バスを使ってフナを釣りに出かけた。

死にもの狂いで雨の日も釣りをした。

冬になっても、凍りはじめている水面にウキを浮かせた。

全てが解放されたのだ。

枷が外れたようだった。



それが、今現在の私の釣りのベースとなっている思い。

釣りができることをこの上ない幸せに感じた。

そして今はそれを満喫している。

私は誰よりも釣りを楽しむ。

釣り自体は下手でも、楽しむ事は上手いと自信を持って言える。

これからもずっとずっと、楽しもう。

いろんな形で釣りを楽しもう。

釣りができるという幸せ。

だから私は一度一度の釣りを無為にしない。

写真を撮って、その一度一度を記憶にとどめる。

ただ時間があるからって釣りに行くのは好きじゃない。

釣りに行く前日の夜は眠れない。

それくらい楽しみにして、そして迎える出発の時。

その時の気分。

釣れないからっていちいち怒ってる人

自分が釣れないからって、釣れた人を恨むような人

釣れない人を見下して優越感に浸る人

イライラする事多くない?

まあそれは私の考えだけど。


どんな時でも楽しそうに釣りをする人が好きだ。

楽しもう。

趣味だもの。

楽しんだもん勝ち!!!








スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめ【楽しもう】

ある場所に行ってきました。15年くらい前の思い出の場所。釣りがしたい。小学生の頃、一人で川原や海に行

まとめ【楽しもう】

ある場所に行ってきました。15年くらい前の思い出の場所。釣りがしたい。小学生の頃、一人で川原や海に行

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

そうですよね~楽しみに来たんだから楽しまないと人生損ですよ
僕(もし会ったら俺って言うかも)もウグイは長年?のライバルですよ今は釣れるサイズが5cm位(15cm位のウグイはスレてる)になってしまいました

最近ボイリーを作ろうと思っていますが、雨なので乾燥工程でカビないか心配です

No title

何せ「自分の時間」ですからね。
ボイリーの自作ですか。
僕も色々挑戦しましたが、なかなか思うようなものができず保留中です(笑)
市販のボイリーのように長時間水中に入れていても抜けない匂いをつける方法がわからず色々と検討しています。

No title

市販のボイリーは「OO時間水に付けても匂いが落ちない!」とゆうのが売りですからね~

こっちはそれ以前に味なんですよ、「余り物ボイリー」なので前飼っていた魚の餌とかになる予定です。この餌はフナも大丈夫らしいので使えるんじゃないかと・・・

作り方は5CFのカズイさんの真似をさせてもらおうと思っています
プロフィール

安田祐基

Author:安田祐基
ようこそ♪
当ブログは鯉釣りサイト
巨鯉への道 管理人の独り言
置き場です。
友人との共有ブログである
こちらもどうぞ。
HNはゆーきです。

フリーエリア
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。