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お狐さま


ギターの弾き語りの練習で、

「となりのトトロ」を弾いていたのですが、

その歌詞に「子供の時にだけ、あなたに訪れる不思議な出会い」

というフレーズがあります。


トトロまではいかなくても、

実際に子供の時に不思議な体験をした人も少なくないでしょう。

それは子供だったから、知らないものを見たときに、

正確に理解できず、不思議なものに見えてしまうということや、

子供の豊かな想像力によって生み出されたものが多いでしょう。

今思い出してもその記憶は不思議なモノのまま残っていて、

今でもそれが何だったか、夢だったのかもわからないということも。

fox.jpg

「トトロ」を弾いていて、私にもそんな体験があった事を思い出しました。

私は小さな頃、狐を見ていました。


↓↓長くなるので、続きはこちらから↓↓



最初の出会いは夜中、トイレに起きた私は

トイレの横の部屋のドアが半開きになっている事に気づきました。

なんとなく、その隙間から部屋を覗いてみると、

狐がいました。

部屋の中で、背をこちらに向けて、小さく尻尾を動かしています。

それを見てどうしたわけでもなく、そこからの記憶はありません。



しかし、その狐は度々私の家に現れました。

目の前を通り過ぎていったり、窓の外にいたり。

触れられるような距離にいたことはなく、

いつも突然、周囲から浮くようにくっきりと現れました。



あのキツネは、いったいなんだったのでしょう。

特にそれを怖いと思ったこともなく、「また来ている」

くらいにしか思っていませんでした。



ただ、一度すごくビックリしたのは、おばあちゃんの家に泊まった時。

夜中、なかなか寝付けずにいた私は、

なんとなくカーテンを開けて、窓の外を眺めていました。

するといきなり、

狐がぶっ飛んできて、私の目の前の窓ガラスに

バン!びったーん!!

窓にぶつかったそれは、確かに狐の形をしていました。


さすがにそれにはビックリして、布団の中に潜り込み、

「ここお婆ちゃんの家だし!

まさかここで来るとは思っていないし!

ここ三階だぞ!まさか飛んでくるなんて思ってないし!」
と思いながら震えて眠りました。

それは確か、小学1年生か2年生の頃。

それから私が大きくなるにつれて、狐を見ることが少なくなりました。


最後に見たのは、モエレ沼でフナ釣りを始めた頃なので、

小学6年生くらい。

その時もおばあちゃんの家に現れました。

家の2階から3階へ上がる階段の一番上の段。

そこに腰をかけると、ちょうど目の前には窓があり、

窓は大きいのですがカーテンはなく、

夜になり外が暗くなると、階段に座っている私の姿がそこに映る形になります。

最後の狐は、その後ろを通りすぎていきました。

最初はよくわからず、「今なにか通った?」という感じでしたが、

それはその後も時々私の背後を素早く通り過ぎてゆくのです。

そしてそれが狐だと気づき、後ろを振り返りましたが、

いつものように、その実態を見せてくれることはありませんでした。

私は時間を忘れて目の前の窓を見つめ、

窓に映る、時々通り過ぎる狐を眺めました。

しかし、親に「もう帰るよ」と告げられ、

私が階段から立ち上がった瞬間から、

狐が姿を見せてくれることはなくなりました。



「子供の時にだけ、訪れる不思議な出会い」

それはシュールで、神秘的で、美しくて、

恐ろしいものでも、不気味なものでもなく、

ただ何となく切なくて、良い思い出です。

今の私がキツネが好きなのは、そんな体験をしているからかもしれません。


キツネかわいいーーー!飼いたーい!抱っこしたいーー!しっぽ掴みたーーい!
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